ミニ講話 宮司のいい話
NO.197  生き霊と死霊
     霊には生きている人の生き霊と死んだ人の死霊があります。

     戦争の時「お母さん」と呼ぶ息子の声がして、後で戦死の通知が届いたとき、息子の声が聞こえた時と死んだ時間が同じ頃だったという話を聞きます。

     数年前のことですが、夜神社の社務所のインターホンが鳴るので、受話器に出て返事をしても応答がありません。又鳴るので、又返事をしても応答がありません。不思議に思い外に出て見ても誰もいないのです。何回も鳴るのです。

     その時フト思いました。病気平癒祈願を頼まれている信者さんで、昨日ガンの大手術をした人がいたのです。神様にすがっているその人の思いが、生き霊となって来ているのだと思いました。

     何回も鳴るので、自分の心の中で「分かりました。ちゃんと神様に良く頼みますからチャイムを鳴らさないでください」と心に念じ言い聞かせても、ちっとも鳴り止みません。三十分位続きました。

     生き霊はその人の思いだけが来るので、言い聞かせることができないのです。本人に直接言い聞かせなければなりません。しかし、死霊は死んだ人の霊魂ですから言い聞かせればちゃんと分かってくれます。

     それにしても、霊という物はすごいものだと思います。インターホンを押してしまうのですから。その信者さんは手術が成功して、やがて退院し社会復帰をされました。

     よく死んだ人の霊に憑かれたと聞きます。お葬式に行って急に肩が重くなったとか、お墓に行って具合が悪くなったとか、道路を歩いていて急に寒気がして具合が悪くなったなどと言う人がいます。

     そのようなことは、気持ちの優しい人に多いようです。この人ならば何とかしてくれると思って霊がすがってくるのです。何か頼み事があったり、浮かばれない霊が頼って来るのです。いちいち霊に憑かれてしまっては体がたまりません。よく霊に憑かれると言う人に、私はお祓の方法をお教えします。

     死霊は死んだ人の霊魂ですから、言い聞かせればちゃんと分かってくれます。ですから心の中で「私には何もしてあげられません。まつってくれる所へ行ってください」と断固として断ち切る強い思いで言い聞かせるのです。そして、両手を合わせ、もみさすりながら「無垢清浄・無垢清浄・無垢清浄」と三回唱え、息で霊を吹き飛ばす心で、強く自分の肩を左右左と三回吹き祓います。これを三回繰り返します。すると体が軽くなりだんだん具合が良くなってきます。

     無垢清浄は白無垢の無垢で、汚れなく清らかにしてくださいと念ずる唱え言葉です。両手を合わせることは、陰と陽の力が結び付いて体の中に自分の霊気を充満させることとなり、もみさすることは、さらに霊気を高めることとなります。強い息吹は祓となります。霊を感じたときには、是非ためしてください。効果があります。 ちなみに、札幌八幡宮には、特製「除霊御守」がありますので、よく霊を感じられる方は、身につけて持たれるといいですよ。


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