ミニ講話 宮司のいい話
NO.188  信仰について
     皆さんは信仰について考えたことがありますか。今回は、正しい信仰のあり方について考えてみましょう。

     信仰は安らぎと幸福と人生の欠陥をおぎなってくれるものです。

     ですから、信仰を持っていなかった時よりも、安らぎと幸福と充足を感じられる自分でなければ、信仰を持っている意味がありません。

     信仰は人生をプラスに導いてくれます。

     あなたはこのままでは病気になってしまう。死んでしまう。家族がバラバラになってしまう。だからこの宗教に入信しなさいと、脅しまがいの誘いで信者を集める宗教もあります。

     これでは、安らぎと幸福を感じるどころか、常に何かが起きるのではないかという恐怖と不安で、暗い人生を送ってしまいます。

     人を救うべき宗教が人をおとしいれる宗教となってしまうのです。

     寂しさで満たされない心や逆境にある人に、今の苦しみより少しでも安らぎと幸福を与えるものでなければ正しい宗教、正しい信仰とはいえません。

     人生をプラスに導いてくれる正しい宗教による、正しい信仰の効用とはどのようなものか、私なりに考えてみたいと思います。

     第一に、宗教は人としての正しい生き方を教えているので、生き方や自分の進むべき進路が見えてきます。

     第二に、宗教は人生の価値を教えているので、人生の目標に向かって進むことへの喜びの生活ができます。

     第三に、宗教は正しい信念を培わせてくれるので、自分の考え、行動が良い方向に変わってきます。

     第四に、宗教は生きることへの自信を与えてくれるので、自分が強く明るくなってきます。

     第五に、宗教は苦しみを和らげ、安心を与えてくれるので、人生に安らぎと喜びが与えられます。

     第六に、宗教は死に対しての正しい受け止め方を教え、見えない未来に対しての不安を取り除いてくれるので、死に対しての恐怖心が治まり、心穏やかな生活ができます。

     第七に、宗教はあらゆるものとの共存共栄を説いているので、生きとし生けるすべてのものと、共に生き、共に栄えていく思想が培われます。

     特定の人だけが良くなればいいとする宗教は、真理にかなった宗教とはいえません。自分も良くなり、家族や親族、他人をも良くし、すべての人々が幸福に導かれるものでなければ正しい宗教とはいえません。

     人間は弱いものです。信仰の力を借りなければ心の安らぎを得られません。見えない暗闇の先を自信を持って進んではいけません。

     信仰は人生をプラスに導いてくれるということを大前提に考え、目先の私欲に捕らわれることなく、末長い人生に、安らぎと幸福と充実感が与えられるよう、正しい宗教による、正しい信仰に精進して参りましょう。



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