ミニ講話 宮司のいい話
NO.184  お祓のありがたさ
     神道の基本は「我々は神の子である」と考えることから始まります。大自然の全ての物、人間も、動物も、植物も山や川も全て神から生まれた物と考えます。心も神の「分けみたま」として清らかな心が宿っているのです。

     ですから、生まれながらに悪い人はおらず、全て良い神の心を持って生まれてくるのです。たまたまその心が自分の我が侭や自分の勝手な都合によって、悪い方向に心を動かしたりしてしまうと、神の心からかけ離れた分だけ濁った心となってしまいます。そこでお祓いを行い、心についた濁った汚れを取り去ることによって、再び神の清清しい心に立ち返り、その結果元気が蘇ってくると考えるのが神道です。

     思わぬ悪いことが起きたり続いたりすると、気持ちがめいって、元気がなくなったりします。又、色々心配をしてくよくよ考えてしまうこともあります。
     
    「あまり良いことがないから神社に行ってお祓いを受けよう」と、お祓いを受けに来られる方がたくさんいます。そして、お祓いを受けると「何かスッキリしたなぁ。」とか「元気が出てくるような気になるなぁ。」と言って元の清らかな気持ちに立ち返る方が多いのです。最初から悪い人間はいないのです。法律に裁かれるような悪いことをしてしまったり、刑務所に入れられたりすることがあっても、反省をしたり、罪を償えば元の清らかな魂に返っていく、神の心に返っていけると考えるのです。ですから、神道の考えというのは「罪を憎んで人を憎まず」という言葉そのものではないかと思います。行いの悪いことに対しては反省をし、そして心を改めていく。神道は常にプラス思考の考えで物事を見ています。お祓いを受けて神様にご加護を願う、そして心の安心を得る。とても前向きなありがたい宗教、常に元気の持てる方向へと導いてくれる教えであると思います。

     明るい気持ちで過ごすことによって自分の身体の中に宿っている神様が喜んでくれる。大自然の中の神様もみんな喜んでくれる。だから今日も一日元気に明るく生きましょう。心が明るく持てない時、何かに心を曇らせている時、そうした曇りをお祓いによって取り去りましょう。清らかな魂に立ち返り、明るい気持ちとなって元気に過ごしましょう。という教えが神道です。皆さまも色々悩むこと、苦しむこと、心配事などお持ちだと思います。そうした心配事は心配事として自分の心の中で処理をしていく。そして処理の仕切れない時は「なるようになるさぁ。あとは神様にお任せしていいように導いてもらおう」そういう気持ちになることによって明るさを取り戻すことができるのです。

     色々な難しい問題にぶつかった時、頭を悩ます事態が起きた時、前向きに生きる明るい心が、良き解決法を得るカギとなっていくのです。

     毎日毎日元気に明るく生きる。ただ、それだけでいいのです。そのように生きることによって自分の心の中に宿る神が一所懸命働いてくれます。兄弟として生まれている大自然の全ての物が、自分に協力してくれます。そして神様がお護りくださいます。何も難しく考えることはありません。ただ「今日一日明るく生きよう」この考えが神道の教えに生き、神様の御心に生きる姿となるわけです。是非とも明るさを心がけて、毎日毎日前向きに暮らしていただきたいと思います。

     きっと何かが良い方向へと変わってきます。


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