ミニ講話 宮司のいい話
NO.148  足ることを知る
     御主人をほめて一所懸命働いてもらう。

     子どもには「お父さんは素晴しいね」と伝えて、尊敬の心を子どもに植えつける。

     女性にしかできない大切な仕事であり、これからの世の中を良く変えていくことになります。
     では、何故今、それができないのでしょう。

     今のお母さんは忙し過ぎるのです。心に余裕がないのです。家計を手伝うために一所懸命パートなどで外で働き、家に帰っては、炊事、洗濯、掃除等、やることがたくさんあるのです。男以上に働いているのです。だから、本来女性がしなければならない、大切な仕事が置き去られてしまっているのです。

     ではどうしたらいいのか。

     足ることを知らなければならないのです。まだまだと先を求めるのではなく、現状に満足する心がなければならないのです。子どもにお金が掛かる、家のローンに追われる、自分が働かなければ生活が苦しい。そんなことで働きに出ている奥様が多いと思います。

     しかしどうでしょう。働きに出ることによって、通勤用に自分専用の車を持ち、炊事の時間がなくて出来合いの物を買う。外食に度々行く等、せっかく働いて収入が増えても、余計なことにお金を使ってしまうことはないでしょうか。イヤがる子どもを学習塾に通わせたり、家庭教師を付けたりして、高い教育費を掛けても子どもはチッとも期待に応えてくれない。案外無駄になってしまう支出も多いと思います。

     本来お母さんがやるべきことをしっかりやったならば、お父さんは気持ち良く一所懸命働いてくれる。我が家が居心地良ければ、お父さんは外で無駄なお小使いを使うこともなくなってくる。お母さんが炊事に時間を掛けたならば、安くておいしい料理が食べられて、物を粗末にすることもなくなってくる。子どもと接する時間も多くなり、子どもに毎日の学習のくせをつけることもできるようになる。自分で勉強をするようになったら、塾へ通わせたり、家庭教師を付ける必要もなくなってくるのです。それでも子どもが学習塾へ通いたいと望むならば、それは無駄なお金ではなく、生きたお金として子どもの身になっていくのです。

     そして子どもとの心が離れていなければ、子どもの態度や精神的変化を見逃すことなく、非行や自殺等を事前に防ぐこともできるのです。

     お母さんには、お母さんにしかできない大切な家庭の仕事があるのです。その仕事をないがしろにして、いくら子どものため、家庭のためにと、一所懸命お母さんが働いても、家族のきずなは決して良くなっていきません。

     子どもは全然言うことを聞いてくれない。主人は浮気でもしているのか、外で好きなことをしている。家庭のことは全然見てくれない。私一人が何故こんなに頑張らなければならないのか。馬鹿馬鹿しいと不平不満の心になってしまうのです。

     お母さんは家族の要です。

     家族の手綱をしっかりと握っていなければなりません。

     たとえ今、生活が苦しくとも、女性がしなければならない、大切な家庭の仕事をきちんと行っていく。御主人の頂いているお給料でなんとか家計を切り盛りできるように、知恵をしぼり、工夫をこらして、乗り切っていく。

     単に生活が苦しいから働きに出るのではなく、現状に満足し、足る心を持つようにすることが、本来の女性の務めを見失うことなく、素晴しい家庭を築く、足固めとなっていくのです。女性にしかできない務めをしっかり行うことが、やがては自分の幸福な人生となっていくのです。子どもであれ、ご主人であれ、男性は女性を守るようにできています。お互いの務めをしっかり行っていけば皆が幸せになれるのです。

     チョッとした行き違い、考え違いが、家族の心をバラバラにしてしまっているのです。やはり女性は家族の要でなくては、家庭の幸せはやってきません。

     奥様が働きに出ることは決して悪いことではありません。本来の女性にしかできない務めをないがしろにしてしまうことが悪いことなのです。女性の務めの本筋を見極めて、女性にしかできない務めに精進していきましょう。家庭も社会も国も、女性が世の中を良い方向へと立て直す原動力となっていくのです。これからの日本を変えるのは母親です。女性の本質に気づき、立派な子どもを育てましょう。



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